安田祐香が熱中症で2位から途中棄権「頭痛ひどく、プレーできる状態でない」
2022/07/30 08:16
◇国内女子◇楽天スーパーレディース 3日目(30日)◇東急グランドオークGC(兵庫県)◇6616yd(パー72)
安田祐香が第3ラウンド開始前に熱中症のため棄権した。前日までの予選ラウンドを首位に4打差の9アンダー2位で終えていた。
4バーディ、1ボギーの「69」で回った2日目のラウンド後、自宅近くの病院で熱中症と診断された。点滴投与等の治療を施したが、この日午前7時30分の時点で頭痛や倦怠感などの症状が続いていた。
関係者を通じてコメントを発表し、「初日、2日目の予選ラウンドも熱中症のような症状でプレーするのが辛い状態でしたが、地元兵庫県のファンの方々の応援もあってプレーすることができました。ショット、パットもいい状態になってきて、地元で上位争いできる好位置だったので、何とかして決勝ラウンドもプレーしたかったのですが、頭痛がひどくて、残り2日間炎天下の中でプレーできる状態ではないので、棄権を申し出ました」と説明した。
初優勝のチャンスもあっただけに口惜しい。「地元兵庫県での開催で棄権することになり、非常に残念で悔しいです。応援してくださっているファンの方々のためにも、しっかりと体調回復に努めたいと思います」と結んだ。
なお、29日夕に実施した新型コロナウイルスを調べる抗原検査では陰性だった。現在は自宅で療養している。