国内女子ツアー

女王争いに平均ストローク…シーズン折り返しの国内女子ツアー注目記録は?

2022/07/16 17:06
女王争いトップを走る西郷真央

国内女子ツアーは1週のオープンウィークを挟んで、21日開幕の「大東建託・いい部屋ネットレディス」(北海道・滝のCC)で再スタートする。今シーズンの注目記録を振り返った。

メルセデスランキングを基準とした女王レースは今季5勝の西郷真央がトップを走り、山下美夢有2位、西村優菜3位と続く。

年間獲得賞金は西郷と山下が1億円の大台を突破。コロナ禍で2年間が統合された2020-21年シーズンの稲見萌寧を除くと、15年のイ・ボミ(韓国)以来となる2億円台も見えてきた。

平均ストローク1位は西郷70.1765、稲見70.3378、西村70.3636と「70.」台が5人続く。2019年の申ジエ(韓国)しかいない60台(69.9399)に日本勢が挑む。

パーオン率では稲見萌寧が前人未到の壁に挑む

安定したゴルフの指標でもあるパーオン率は稲見が75.3296%でトップ。シーズン前には前人未到の80%に挑戦すると公言していただけに、後半戦の巻き返しに期待がかかる。

飛ばし屋争いも白熱

ドライビングディスタンスは穴井詩が260.54ydで1位。2位253.97ydに葭葉ルミ、3位251.74ydに勝みなみと飛ばし屋の名前が並んだ。36歳の藤田さいきが5位250.26ydと、ベテランとしての意地も光る。

シーズンは残り19戦。優勝争いだけでなく、ひとつひとつの記録に注目していくのも大きな楽しみと言えそうだ。