小祝さくら、稲見萌寧 「楽しみ」な渋野日向子とのラウンド
◇国内女子◇GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 事前情報(15日)◇イーグルポイントGC (茨城県)◇6657yd(パー72)
3カ月半ぶりに日本ツアーに出場する渋野日向子と初日のプレーをともにするのは、小祝さくらと稲見萌寧。3人は3月「Tポイント×ENEOS」の第1ラウンドで同組になった“ばかり”とはいえ、普段と少し違う雰囲気になることを心待ちにした。
2019年大会を制したディフェンディングチャンピオンの小祝は「しぶことのラウンドはすごく楽しみ。お客さんに良いプレーを見せたいなと思います」と話した。開幕前日のプロアマ戦でさっそく再会し、昼食エリアで一緒に。同世代のガールズトークは、時候のあいさつにとどまらず、わずかな時間でも深いところまで行く…。「海外の試合の話や、あとは何歳までゴルフを…とかいろんな話をしました、20代、30代…何歳までに結婚したいよねとか」
1つ年下の稲見も、「めちゃくちゃ楽しそうだなというイメージと、ギャラリーがすごそう。(観客が)いたほうがすごく盛り上がるし楽しいなと思います」。1日2000人を上限とした有観客試合に向け笑顔を見せた。
「東京五輪」が1年延期されたあいだ、近い将来の米ツアー本格参戦を目指し、結果的には稲見に代表の座を譲った形となった渋野は、「選ばれなかったのは実力不足。悔しい気持ちもあるけれど、自分にできることはやった。今は前向きにとらえている」とスッキリした表情も浮かべた。
五輪期間中は「ゴルフの試合がちょうどお休みの週。テレビで観戦できたらいいなと思います。小学生の時にやっていたソフトボールが(種目に)復活するのも楽しみ」と“応援”に回るつもりでもいる。まずはあすの18ホールを見据えて「今シーズン勝ちまくっている2人。吸収できるものは取り入れたい。負けないように頑張りたい」と謙虚に話した。