2020年 NEC軽井沢72

産休明け2戦目の若林舞衣子が56戦ぶりのトップ3

2020/08/16 17:45
ショットもパットも好調だった若林舞衣子(代表撮影:岡沢裕行)

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(16日)◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6710yd(パー72)

23位から出たツアー3勝の若林舞衣子が9バーディ、1ボギーの「64」でプレー、通算12アンダー2位に入った。

「きょうは本当にショットもパットもよくて、やりきったと感じます。リズムよく最初から最後までやりきると思って18ホールをプレーしました」

2019年に第1子となる長男を出産した。「産休制度」の適用で今季シード選手として復帰。産休明け初の試合となった6月の開幕戦「アース・モンダミンカップ」で38位だったが、続く2戦目で、優勝した2017年「アクサレディス」以来、56戦ぶりにトップ3に入った。

「産後すぐは廃人になったかのように、全く別のものに感じた。産後すぐはまともに歩くこともできなかった。体重も10kg増えていたので、キレのある動きができなかった」。大会期間中は面倒を見てもらっている姉から長男の動画や写真を毎日送ってもらい、力に変えた。

出だしの1番から3連続バーディ。後半に4つバーディを奪った。パーオン率は74%、平均パット数は27.33と3日間を通して安定したプレーを見せた。

「今週は3日間マイペースでやれればと思って臨んだ試合。どんどん日を追うごとに自分のリズムでプレーできた」と振り返った。

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