国内女子ツアー

福嶋晃子が新シーズンへの抱負を語る

2008/02/26 19:35
会見場で、スイングチェック時に使用しているNEC製の分析システムを実演する福嶋晃子

都内にて26日(火)、女子プロゴルファーの福嶋晃子の激励会が催された。開演に先んじて記者会見が行われ、「今は開幕前ですし、不安の方が大きい。優勝の数よりも、(優勝の)チャンスを増やさないと。その中で、いくつか勝てれば良いですね」と、今シーズンへの抱負を語った。

オフは、地元の横浜を拠点として1月下旬から合宿を組んだ。期間中、福嶋にとって大きな収穫となったのが、「足の手術をしてから始めて走りました。丸2年間、走っていなかったので、今年は走ることができたのが大きかった」ことだ。

2005年に左足を手術。以降は腰痛を抱えながら、満身創痍でのプレーが続いていた。「去年は早歩きもできなかったのに、今年はこれだけ走れたということで気分的にラク」という今年は、毎日1時間半から2時間をかけてダッシュ系の下半身強化に努めることができた。筋力アップにより、体重も3.5キロほど増加したという。

「去年の成績は思い出したくありません。新たに頑張りたい気持ちが強いです」。久々に納得のトレーニングを積むことができた今季、気力と体力が充実した状態で開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に挑む。