国内女子ツアー

好スタートの若林舞衣子が、まさかの失格!

2008/07/18 18:12
好スタートも無念の失格となった若林舞衣子

国内女子ツアー第19戦「スタンレーレディス」初日、2アンダーの好スタートを切った若林舞衣子を待っていたのは、無情にも失格の二文字だった。

この日、インスタートの第2組、8時10分にスタートした若林は、11時前には9ホールを終了。クラブハウスで折り返しを待っていた。その際、「時間があったし、話していても暇なので」と、キャディバッグからいつも練習で使っているゴムボールを取り出し、腕の間に挟んで素振りをしたという。

この行為が、ゴルフ規則14-3「人工の機器、異常な用具と用具の異常な使用」の規定違反と判断され、競技失格の罰を受けた。ホールアウトし、練習場にいたときに初めてこの処置を聞いた若林は、「(ルールは)まったく知りませんでした」と複雑な表情を浮かべた。帯同したキャディも、「あの時、もっと疑いの心を持つべきでした」と悔しそうに話した。