2018年 中日クラウンズ

尾崎将司が2018年始動 直道と5年ぶり同組

2018/04/26 20:04
尾崎将司(右)は弟の尾崎直道と同組でプレーした

◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(26日)◇名古屋ゴルフクラブ 和合コース(愛知)◇6557yd(パー70)

尾崎将司が71歳のシーズンをスタートさせた。日本ツアーの今季第5戦にして、シーズン初出場。過去5勝、48年連続48回目の参戦となった大会で「84」。14オーバーの104位タイで初日を終えた。

尾崎は2月に背中の痛みを再発させ、回復後、約2週前にクラブを握ったばかり。「やっと(スイングが)できるようになったというところ。調整もできていない。アイアンなんかも打ち込みゼロ」。序盤3番で右ラフからの2打目をグリーン手前まで運びながら、3パットでダブルボギー。「球を捕まえきれない状態が1ラウンド続いていた。アイアンもみんなプッシュ気味になってしまう。ヘッドが利かない」

パッティングについても「ひどい、ひどい。3パットばっかりだ(4回)」と肩を落とす。「(出場中のディネッシュ・)チャンドが悪いんだよ。パッティンググリーンで『今年はグリーン重いですよ』って言うから…。それが頭から離れなくて、打つたびに1m、2mオーバー。『バカヤロー!』って言っておいてくれ」と嘆いた。

ジャンボが「62」をたたき出し、エージシュートを記録した2013年の「つるやオープン」の予選ラウンド以来、5年ぶりに同組でプレーした弟の尾崎直道は「もしかしたら最後かもしれないと。やっぱりお互い衰えたな」と笑顔。自身は2オーバーの64位タイ。「ジャンボは(シーズン)初試合できつそうだった。でもほんと、きょうは笑ったよ。おもしろかった。クラウンズならではの組み合わせ」と2日目を心待ちにした。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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