グリーン上で開眼した“虎の目” 大堀裕次郎が2位浮上
2017/10/06 18:28
◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP 2日目(6日)◇京和カントリー倶楽部(愛知)◇7190yd(パー71)
22位から出た大堀裕次郎が、ツアーでは自己最多の6連続バーディを含む9バーディ、1ボギーの「63」をマーク。この日のベストスコアで通算11アンダーの2位タイに浮上し、首位と2打差に詰め寄って決勝ラウンドへ折り返した。
「(パットを)打てば入る状態だった」という前半3番からの6連続バーディ。7番では6mをねじ込んだほか、3m前後のチャンスを次々とものにした。折り返し後の10番と11番では、いずれも10mのロングパットを決めて連続バーディ。計23パットに抑えたグリーン上でビッグスコアを演出した。
今週から替えたお気に入りのボールマークが、パットに臨む大堀の気持ちを高めている。阪神甲子園球場がある兵庫県西宮市の出身で、子供のころからプロ野球・阪神タイガースの大ファン。同じ虎党のキャディ仲間が阪神タイガースの限定ボールマークを購入してくれ、今週はじめに受け取ることができたのだという。
「いっぱい入って良かったです」と笑顔で振り返るバーディラッシュも、25歳のハートを射止めたレアアイテムのおかげ?「あしたもスコアを出さないと置いていかれるので、もう1日頑張って、最終日に(優勝争いに)残れるように頑張りたい」。獲物を前にした虎の目でムービングデーを見据えた。(愛知県豊田市/塚田達也)