前週6位の同学年に刺激 19歳・小木曽喬がシーズンイン
2017/01/25 20:21
◇国内男子&アジア共同主管◇レオパレス21ミャンマーオープン 事前情報(25日)◇パンラインGC(ミャンマー)◇7103yd(パー71)
昨年の国内男子下部チャレンジツアー最終戦で優勝して賞金ランキング6位に入り、今季前半戦の出場権を手にした小木曽喬は、今週のミャンマーがシーズン初戦。記録は翌年に更新されてしまったが、2014年には「日本アマ」を当時の日本人最年少となる17歳3カ月で制した逸材だ。
昨年経験したプロ初優勝にも「(優勝は)まだチャレンジなんで。今年どうなるかですね」とそっけない。「足りないことばかりです」と謙遜するのは、先週のシンガポールで同学年の星野陸也が6位に入ったということも関係あるに違いない。
「ほしぴー」と呼ぶ同輩は、「研究熱心だし、ヒントをくれる。ああいう同級生はいないです」と小木曽も一目置く存在だ。「プレースタイルが真逆だから良いのかも。自分は飛距離はないけど、コツコツ行くタイプ」というと、「レッスンしてもらってきます」と9Iを握りしめて、パッティンググリーンから星野のいる打撃レンジへと走っていった。
福井工大附属福井高校の先輩・川村昌弘は、慣れない海外に来れば誰よりも頼もしい存在だ。開幕前には、ヤンゴンの名所であるシュエダゴン・パゴダにも連れて行ってくれた。そんな先輩の心遣いに、同学年の刺激もある。あとは自分が結果を残すだけだ。(ミャンマー・ヤンゴン/今岡涼太)