2017年 SMBCシンガポールオープン

ソン・ヨンハンが初の全英切符ゲット マークセン6度目

2017/01/22 20:11
全英出場を決めた(左から)パチャラ・コンワットマイ、プラヤド・マークセン、ジェイビー・クルーガー、ソン・ヨンハンの4選手(提供:SMBCシンガポールオープン

◇国内男子◇SMBCシンガポールオープン 最終日(22日)◇セントーサGCセラポンC(シンガポール)◇7398yd(パー71)

大会連覇を目指したソン・ヨンハン(韓国)は、最終18番(パー5)を残して首位のプラヤド・マークセン(タイ)に1打差と迫ったが、グリーン手前30ydからのアプローチを寄せきれずにパーとして、惜敗した。

「ぴたりとついたと思ったけど…」という3打目のロブショットは、グリーン手前エッジの傾斜に当たり、不運にもピンを大きく通り越した。「2年前の福島(ダンロップ・スリクソン福島オープン)でもマークセンに1打差で負けたけど、今年もですね」と、寂しそうに微笑んだ。

それでも、今年から“出場資格を持たない12位までの上位4人”に「全英オープン」(7月/ロイヤルバークデールGC)出場権が与えられるようになった大会で2位タイに入り、初の全英出場権を獲得。同順位ならば世界ランキング上位者が優先されるという条件に合致した。

今大会で全英出場権を獲得したのは、ソンのほか、12年ぶり6度目の出場となるマークセン、昨年に続き2度目の出場となる17歳のパチャラ・コンワットマイ(タイ)、2012年以来2度目の出場となるジェイビー・クルーガー(南アフリカ)の4選手だった。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)

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