2016年 ISPSハンダグローバルカップ

松山英樹の5試合出場義務を特例免除 JGTOが制裁金返還へ

2016/06/27 17:39
世界を選んでメンバー登録をやめた松山英樹に、JGTOは制裁金返金などで日本再登録を呼びかけた ※撮影は2016年「全米オープン」2日目

日本ゴルフツアー機構(青木功会長、JGTO)は27日、定例の理事会を開き、賞金王がシード権(5年間)を維持する際に課している年間5試合の出場義務について、米ツアーを主戦場とする松山英樹に対して特例で免除することを決めた。松山はこの義務を果たせないとして、昨シーズン(2015年)から日本ツアーのメンバー登録をしていない。

リオデジャネイロ五輪の日本代表が確実となっている松山を、「日本ツアーのメンバーとしてオリンピックに出てほしい」(青木会長)としてツアーメンバーに復帰させるのが狙い。松山は2013年に賞金王となって18年シーズンまでの5年シードを獲得しており、再度メンバー登録すればこの権利の復活により、主催者推薦以外でも国内ツアーに出場できるようになる。

そもそも5試合の出場義務試合数は松山が賞金王となった13年シーズンの開幕当初には存在しなかった。「こういう規定はシーズン初めに展開されるべき。開幕後から規定を課すのはアンフェア。ルール上、無理だった」(大西久光副会長)と、今年3月に発足した青木新体制による“刷新”の一環としても説明された。

松山本人には今月の海外メジャー「全米オープン」へ青木会長が出向いた際に伝えたという。JGTOは松山から徴収した制裁金80万円(2014年分)を返金。松山がJGTOメンバーの登録をしなくなり、実質的に放棄したことになる15年と16年シーズン前半戦の出場権に関しては、「松山からの要望があれば(シード年数への加算を)検討する」(青木会長)とした。

青木会長は記者会見で「松山自身はメンバー登録する意向だ」と明かした。5試合の出場義務のルール自体の撤廃に関しては今後検討するという。

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