国内男子ツアー

「俺の夢はひとつ」 ジャンボ尾崎がセブンドリーマーズと所属契約

2016/02/19 13:28
シャフト開発を手掛けるセブンドリーマーズと所属契約を結んだ尾崎将司

シャフト開発などを手掛けるセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社(東京都港区=代表取締役社長 阪根信一)が19日、ジャパンゴルフフェアに出展中の東京ビッグサイトで会見を開き、ツアー94勝(1973年のツアー制以降)の尾崎将司と所属契約を締結したことを発表した。契約期間は2016年1月1日から1年間。

「ゴルフ事業を始めるなら、いつかはジャンボ」という思いがあったという阪根社長は、昨年から契約に向けてアプローチを続けてきた。尾崎もシャフトの素材や設計の話を聞くうちに「宇宙品質?オモロイ!飛ぶんかい?」と興味を示したのがファーストコンタクトだったという。

同社の前身は日本最古のカーボン専業メーカー。98年には小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトに参画するなど、宇宙開発にも携わる。同社は14年2月に設立され、ゴルフクラブのシャフト製造を開始。1本12万円からのラインナップに加え、1200万円のフルオーダーメイドによるオリジナルカーボンシャフトが話題を呼んだ。今年6月からはウッド用に加え、アイアン、パターシャフトの販売を予定している。

「(社名に由来する)7つの夢?俺の夢はひとつ。自分の好きなレギュラーツアーで頑張ること。自分の夢実現のためにシャフトの開発に携われることは楽しい」と尾崎。阪根社長は全力でのサポートを約束するとともに、「プロモーションだけではなく、より良い製品をつくるためにアドバイス頂けるのは弊社としても大変貴重」と述べた。(編集部:糸井順子)