2014年 日本オープンゴルフ選手権競技

アマチュアの岡崎錬 日本OP最年少予選通過

2014/10/17 19:00

千葉カントリークラブ梅郷コースで開催中の国内男子メジャー「日本オープン選手権」2日目。福井工大学附属福井高1年の岡崎錬(おかざき・れん)が予選ラウンドを「70-71」(パー70)で回り、通算1オーバーの30位タイで大会の最年少予選通過記録を樹立した。

嵐山カントリークラブで行われた1984年大会、手嶋多一が記録した15歳355日を更新する15歳330日での決勝ラウンド進出。「あまり実感はないですが、うれしいです。思ったよりも自分のプレーができて、ゴルフがまとまってきた。ツアーとはまた違う雰囲気を感じましたね」と喜んだ。

開幕前日には来日直後のアダム・スコット(オーストラリア)と練習ラウンドを一緒に回り「ショットのイメージが出ました。憧れの人ですし、きょうも声をかけてもらった。しゃべるだけで緊張します」という。スコットも「レンは非常に楽しみなプレーヤー。いいスイングだ。僕が2007年に(三井住友VISA太平洋マスターズ)に出た時は石川遼と一緒に回った。当時の彼と同じくらいの年齢だろう?未来がひろがっている」と賛辞を送っていた。

決勝ラウンドへ向け「自分のベストなプレーをして、悔いの残らないようにしたい」と意気込んだ。(千葉県野田市/桂川洋一)

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