国内男子ツアー

武藤俊憲がミズノと用品契約「覚悟はできています」

2014/02/14 13:43
ジャパンゴルフフェアの会場で契約変更の記者会見をした武藤俊憲

国内ツアー5勝の武藤俊憲がミズノとアドバイザリースタッフプロスタッフ契約を締結した。契約期間は1年でドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジとキャディバッグ、ヘッドウェアを使用することになる。

14日(金)に開幕したジャパンゴルフフェアの会場内で行われた記者会見で、武藤は「ミズノというと、選手が若い頃から契約されているイメージだったので、ツアーで10年戦ってきた自分に声をかけていただけたのが驚きでした」と契約に至ったきっかけを明かした。

ミズノが武藤に初めてコンタクトを取ったのは約2年前で、しばらく話は進展していなかったという。しかし、昨シーズンのオフから話は具体化し、武藤は初めてミズノのクラブを試すこととなった。「以前から、ミズノのクラブは音が違うとは感じていましたが、実際に打ってみてその良さを本当に感じることができました」とすぐに気に入り、今回の発表へと至った。

すでに今年1月に出場した米ツアー「ソニーオープンinハワイ」では、予選2日間のドライビングディスタンスで1位になるなど、ドライバーの飛距離では武藤自身も驚く数値を残している。

もともとドライバーの正確性と飛距離には定評のある武藤は「安心して使える」というドライバーを手にし「自分の課題でもあるアイアンショットの精度を、ミズノさんのクラブで助けてもらい、好成績を残せるよう頑張ります」と、今季の抱負を語った。

新たに契約したミズノのクラブを手に武藤俊憲は今季の抱負を語った

武藤が抱いていた印象通り、ミズノはこれまで、契約した選手とは家族づきあいのような長期契約を続けている。武藤としても「まずは1年の契約になりますが、自分自身、今回は覚悟を決めて契約しましたので、生涯ミズノで戦う覚悟はできています」と決意を新たにしていた。(東京都江東区/本橋英治)

【使用予定ギア】
ドライバー:ミズノMP CRAFT H4 ドライバー(9.5度)
フェアウェイウッド:ミズノMP FW(3番/13.5度)
ユーティリティ:ミズノMP-H4 (2UI/18度)※海外モデル
アイアン:ミズノMP-64(3~9、PW)
ウェッジ:MP-T4(52度、58度)