日本ゴルフツアー選手会が長嶋茂雄氏に「ゴールドの3番アイアン」を贈呈

北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催された国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」最終日。ジャパンゴルフツアー選手会が、5月に国民栄誉賞を受賞し、同大会の名誉会長を務める長嶋茂雄氏に記念品を贈った。

全選手ホールアウト後、18番グリーンで行われた表彰式に出席した池田勇太選手会長が、長嶋氏の現役時代の背番号3にちなんだ特注の「ゴールドの3番アイアン」を贈呈。クラブを受け取った直後、長嶋氏は左手でスイングを見せ、ひときわ大きな歓声を浴びた。

例年通り、この最終日に開催会場に来場した長嶋氏は「この度は選手会の皆さんから嬉しい贈り物をいただきました。会場に入ってからこの知らせを聞き、驚くとともに大変嬉しく思いました。これからも野球界、ゴルフ界、日本のスポーツ界にできる限りの協力をさせていただきたいと思っていますので、選手の皆さんも日本のゴルフ界をより一層盛り上げるために頑張っていただきたいと思います」とコメント。

カートでコースを回り、10番ホールでは松山英樹と握手を交わすなど、熱戦の模様を精力的に視察した。3シーズンぶりの勝利を飾った薗田峻輔は同氏から緊張の面持ちで優勝トロフィを受け取っていた。