2013年 〜全英への道〜ミズノオープン

優勝賞金は1億4千万円超!進化する全英オープン

2013/06/26 18:04
全英オープンと20年の長きに渡って親密な関係を深めてきたミズノ社。今大会からも多くの選手を送り込む

「~全英への道~ミズノオープン」開幕を翌日に控えた水曜日、R&Aのピーター・アンスワース氏(全英オープン次期競技委員長)、ドミニク・ウォール氏(全英オープンアジアパシフィックディレクター)らが来日し、ミズノ株式会社社長の水野明人氏らと共に、今年の「全英オープン」のプレゼンテーションを行った。

その席上、世界に先駆けて発表されたのは今大会の賞金額。総額は525万ポンド(約7.87億円)で優勝賞金94.5万ポンド(約1億4千万円)とやはり巨額で、優勝賞金だけで今大会の賞金総額1.1億円を上回るという規模だ。

また、今大会ではギャラリーサービスとして、無料のWiFiネットワークがコース内で提供され、ギャラリーはスマートフォンやタブレットを使い、自由に大会情報にアクセスすることができる。また、伝統的な手動のリーダーズボードと共に、LEDの速報ボードも設置され、映像と共に情報を提供するという。

今年の会場となるミュアフィールドは、スコットランド・エジンバラ近郊に位置し、今年で16回目の「全英オープン」開催となる。前回同会場で開催されたのは02年のことで、丸山茂樹が首位と1打差の5位タイと健闘した。

同年の大会に出場した鈴木亨は「ラフが深いし、いつも雲が低くて風が重く、日本で好成績を出していても全く違うものだった」と振り返り、同じく手嶋多一も「一つのミスがボギーではすまなくて、ダボやトリになってしまう」と、その怖さを語った。

今大会は上位4位(有資格者を除く)に入れば、本戦出場を掴めるビックチャンス。世界的にも恵まれたこのチャンスをものにするのは、一体どの選手になるだろうか?(岡山県笠岡市/今岡涼太)

2013年 〜全英への道〜ミズノオープン