今週開催、ダイナスティカップこぼれ話
2003/03/13 09:00
出場選手中ダイナスティランキング最高位の佐藤信人が、「とっても良い気分」で現地入りした。
香港から中国本土に入る直前、入国審査場のそばに設置されていたのは、超ビッグな大会告知の看板。それは囲まれた超高層ビルに、負けず劣らずの大きさで、縦10メートル、横幅は15メートルは優にあろうか…。
その看板にドン、と描かれていたのは他でもない、超アップの佐藤のショット写真。さらに極めつけは、その下に、「ジャパニーズナンバー1プレーヤー」の文字が…。
「あれには、度肝を抜かれたと同時に、がぜんやる気が出ましたね~(笑)」
代表チームの全体ミーティングで、キャプテンの青木功や飯合肇など、先輩プレーヤーを前に、胸をそらした佐藤には、チームメイトから羨望と嫉妬の嵐だ。
「なんたって、日本1のプレーヤーだもんなあ・・・!!」(深堀圭一郎)
「俺なんか、あれ見てかえってやる気なくしちゃったんだから!!」(中嶋常幸)
そんな声の数々にも悪びれることなく、
「いやあ、中国って、なんて良い国なんでしょう」と、のほほんと笑ってみせた佐藤だった。
…こんなふうにして、日本チームの面々は和気藹々。キャプテン・青木の「良い報せを、持ってかえるぞ!」の勝利宣言を合言葉に、2日後に迫った本戦開幕に備え、調整を続けている。
※日本ゴルフツアー機構が発刊しているメールマガジン(プレーヤーズラウンジ)より転載しています。