国内男子ツアー

ゴルフ界に相次ぐ悲報・・・林由郎氏が死去 青木、ジャンボらを指導

2012/01/03 10:30

日本プロ4勝(1949、50、56、61年)、日本オープン2勝(1950、54年)など国内通算12勝を挙げ、戦後の日本ゴルフ界を支えてきた林由郎氏が2日午前8時20分、老衰のため茨城県内で死去した。89歳だった。

現役を退いた後は、日本ゴルフ協会(PGA)の理事、副会長を歴任。後進の育成にも注力し、青木功尾崎将司福嶋晃子ら、昭和を代表するトッププロたちを数多く輩出してきた。日本ゴルフ界への多大なる貢献が認められ、83年に日本プロスポーツ功労賞、94年にはスポーツ功労者文部科学大臣顕彰を受賞している。

昨年末に前立腺がんの転移のため永眠した杉原輝雄氏(享年74歳)に続き、日本ゴルフ界の隆盛を築いてきた功労者たちの相次ぐ悲報となった。

<主なタイトル>
・日本プロ(1949、50、56、61年)
・日本オープン(1950、54年)
・関東プロ(1948、53年)
・関東オープン(1955、60年)

<日本代表歴>
・現在のワールドカップにあたる国別対抗戦「カナダオープン」(1956年)で、石井迪夫とペアを組み4位