中嶋常幸、誕生日に話題のドライバーで好発進
2011/10/20 17:46
国内男子ツアーの今季第20戦「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」が20日(木)、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで開幕。宮本勝昌が8アンダーで単独首位に立つ中、中嶋常幸が5バーディ、3ボギーの「69」で2アンダーの10位タイと、まずまずのスタートを見せている。
この日、中嶋が手にしていたドライバーは“話題”のクラブ。今月17日にダンロップが発表したばかりの「ゼクシオセブン」だった。テスト段階から好感触をつかみ「発表前だったから使えなかった」という新しい武器をようやく“解禁”。序盤から自信を持ってティショットを放ち、前半インで4バーディを奪取。「自分の中で震えが来た」と言うほどだった。
後半こそ1バーディ、3ボギーで2つスコアを落として後退したが、この初日に57回目のバースデーを迎えたベテランは「最初にバーディが来てよかったよ。誕生日に2アンダーだし」と納得顔。2006年以来の勝利となれば、02年の「全日空オープン」を制した尾崎将司の55歳の最年長優勝記録を更新。「明日からは天気が分からないけれど、行けるところまで行きましょう!」と意気揚々で話した。(千葉県千葉市/桂川洋一)