国内男子ツアー

青木、ジャンボ、倉本、丸山茂・・・セベの死を悼む声々

2011/05/07 18:31
自身が実行委員を務めるプロアマ戦に出場した青木功も、セベの死に沈痛な表情。会場は涙雨に濡れた

日本時間7日(土)に死去したセベ・バレステロス(享年54歳)の訃報を受け、千葉県で開催されている「ザ・レジェンド・チャリティプロアマ」の会場にも衝撃が走った。青木功倉本昌弘らシニア世代、米ツアーで3勝を挙げた丸山茂樹もショックを隠せない様子だった。また、大会に出場していない尾崎将司もコメントを寄せている。

青木功
「悲しいな・・・。日本に最初に来た時、日本オープンで2連勝(77、78年)した時は悔しかったけど、一時的にも“このやろう”という感じで競い合った人間が1人ずつ居なくなっていくのは寂しい。レジェンドが盛大に行われている時に、こんなに悲しいニュースは欲しくなかった。安らかにお眠りください」

尾崎将司
「非常に残念だ。セベとオレは米国では練習ラウンドをともにするほど仲が良かった。トラブルショットは2人とも神がかり的で、ギャラリーを魅了した。その1人がいなくなるとは寂しいばかり。心からご冥福をお祈りしています。グッドバイ・アミーゴ」。

倉本昌弘
「セベとは日本オープンに最初に来た時(77年)に一緒に回って、その後もチャンピオンズツアーで何度もプレーする機会があった。(08年に)手術をして、ゴルフができるようになると聞いていたし、復帰して欲しいと思っていたので本当に悲しい。セベが培ってきたものを皆が伝える時が来たのかな、という時に亡くなって寂しい思いです」

丸山茂樹
「嘘でしょ? キツイですね・・・。僕にとっては憧れのスーパースター。プレースタイルが僕と似ているところもあるし、テレビマッチもやらせてもらった。非常に(存在が)近かった人だけにショックです。具合が悪いとは聞いていたけど、そこまでとは・・・。チャンピオンズツアーでバンバンやって欲しかった」