2009年 サン・クロレラ クラシック

【GDO EYE】40歳の初挑戦、脚光を再び!

2009/08/01 09:23
来週には初のビッグトーナメントが待ち受けている五十嵐雄二

今年6月の国内メジャー「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」で、一躍その名が知れ渡った五十嵐雄二。プロ18年目、40歳にしてツアー初勝利をメジャーで達成。これまでシード権を手にしたこともなかったが、数少ないビッグチャンスを掴み5年シードも獲得した。若手の台頭が目立つ昨今、苦労人の涙の初優勝は、逆に新鮮味すら与えてくれた。

だが、優勝以後は成績が芳しくない。以後、3試合連続で予選落ち。今週の「サン・クロレラクラシック」も、カットラインに2ストローク及ばずに予選で姿を消した。次男には「優勝して気が抜けちゃったんじゃないの!?」と、渇を入れられる次第。

その五十嵐、来週には大きな挑戦が待ち受けている。「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」の優勝により、8月6日(木)に開幕する世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストンインビテーショナル」の出場権を獲得。初の米国ツアー出場が、間近に迫っているのだ。

成績には現れていないものの、「ショットは戻って来た感じだし、楽しみですね。海外の一流どころを見るのもすごく楽しみです」と、大舞台への初挑戦を心待ちにしている様子。家族も応援に駆けつける予定で、「良いところを見せられればと思います」と、奮起の材料にもなっている。ここでカッコいい姿を見せて、次男に父の凄さを改めて認識させることも今大会の目標の1つ!?(編集部:塚田達也)

2009年 サン・クロレラ クラシック