国内男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<8月31日>

2020/08/31 06:25

2014年 藤田寛之が5ホールPO制し地元初V

過去には後輩の優勝、師匠の優勝で涙を見せたことはあるが、自分の勝利に初めて涙を流した

藤田寛之が「KBCオーガスタ」でシーズン2勝目を挙げた。梁津萬(中国)と通算12アンダーで並びプレーオフに突入。5ホールに及ぶ激闘を制し、地元・福岡での初優勝を遂げた。

プレーオフ1ホール目はピン奥6mのパーパットをねじ込んだ藤田に対し、梁は4mのバーディパットを外した。続くホールでリャンはチャンスにつけるも決めきれず。迎えた5ホール目、藤田がパー、梁が3.5mのパーパットを外して勝負が決した。

ゴルフを始めた中学時代、父・寛実(ひろみ)さんと観戦。その後、プロを目指すきっかけとなった思い出の大会だった。優勝インタビューでは「この大会は勝ちたい試合のひとつでした。でも、本当はもっと早く勝ちたかった」と涙を流した。