男子プロも称賛 つかまりの良い「ツアーAD CQ」10月発売
グラファイトデザイン(本社・埼玉県秩父市)は、主力ブランド「ツアーAD」シリーズの最新作となる「ツアーAD CQ」を10月7日に発売する。石川遼が5月から実戦投入し、「感触が良い」とコメントするなど発売前から話題となっている。
ブラックとゴールドでまとめられたシックなデザイン。「CQ」は“征服”という意味の英単語「Conquest」から付けられたネーミングとなっている。近年のツアー系ドライバーに多い低スピン設計のヘッド性能に、高弾道とつかまりやすさをプラスするシャフトに仕上がっているという。
「ツアーAD」シリーズは、これまで中調子から元調子のモデルを多く展開している。今作はつかまりの良さをコンセプトに掲げ、飛距離性能を重視した先中調子のモデルとして登場した。鞭のようなしなりを生み出すため、シャフト手元部には復元力が強い新素材を採用。硬い中間部がしなりのエネルギーを増大させてヘッドを加速し、やわらかな先端部がヘッドを走らせて高い打ち出しに導く。
試打会に登場した塚田好宣は、「初めて打った時にめちゃくちゃつかまりが良くてびっくりした。若い頃に打っていたようなドローが出てうれしかった」と驚きの声をあげた。
開発を担当した同社の辻本竜太氏は、「今までの『ツアーAD』シリーズにはない特性のシャフトを作ろうと考えました。ずばり『ツアーAD』らしくないことが最大の特徴です。球が上がりにくい方やつかまりが悪い方に使っていただくと飛距離が伸びると思います」と説明した。
製品ラインアップは、40g台(CQ-4/47~49g)がR2、R1、S。50g台(CQ-5/52~58g)がR2、R1、S、X。60g台(CQ-6/62~67g)がSR、S、X、TX。70g台(CQ-7/72~76g)はS、X、TX。税込価格は4万4000円。問い合わせはグラファイトデザイン(0494-62-1170)まで。