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コブラ最新パター「3Dプリント」「ヴィンテージ」シリーズ登場

2021/07/06 17:24
コブラ「キング 3Dプリント パター」は3タイプ。左から「アゲーラ」「スーパーノヴァ」「グランスポーツ 35」

プーマジャパン株式会社(本社・東京都品川区)は6日、コブラゴルフから、3Dプリント技術を成形に用いることで慣性モーメントを高めた「キング 3Dプリント パター」(以下3Dプリントパター)と、クラシカルな形状に最新機能を加えた「キング ヴィンテージ パター」(以下ヴィンテージパター)を7月10日に発売すると発表した。

昨年末に登場した限定モデル「キング スーパースポーツ 35」の登場で話題になった3Dプリントパターシリーズの最新作。ヘッド形状は、ブレードタイプの「グランスポーツ 35」、ツノ型マレットタイプの「スーパーノヴァ」(9月発売)、慣性モーメントが最も大きいネオマレットタイプの「アゲーラ」の3タイプで展開する。グランスポーツとアゲーラには、長さ41インチのアームロックモデル(9月発売)も用意される。

3Dプリントのメリットは、従来に比べ複雑な構造やデザインが可能になることで重心設計の自由度が格段に上がり、大きな慣性モーメントが得られることにある。今シリーズでは、3Dプリント技術により格子状に成形した軽量ナイロン素材をボディに搭載。ヘッドの大幅な軽量化によって生まれた余剰重量をヘッド周辺に最適配分することで、これまで以上の寛容性と転がりの良さを実現した。

フェース面にも最新技術が導入され、ロフト角を上部から下部にかけて1度ずつ、4段階で減少させる「ディセンディング・ロフト・テクノロジー(DLT)」を採用。アッパーやダウン気味のヘッド軌道でインパクトしても、理想とされる1.5度前後に打ち出し角を保ち、常に安定した転がりが得られるという。

コブラ「キング ヴィンテージ パター」のヘッド形状は4タイプ。左から「スティングレー」「ノヴァ」「トリノ」「スポーツ」

一方、ヴィンテージパターはクラシックなヘッド形状を好むゴルファーに向けて開発され、ヘッド形状は4タイプ、ネック形状を含めると計7タイプのラインアップを用意。フェースには3Dプリントパターと同じくDLTが搭載され、あらゆるパッティングスタイルのゴルファーが安定した転がりを体感できる。

ブレードタイプの「スポーツ 45」(クランク)と「スポーツ 60」(ショートスラント)、マレットタイプの「トリノ」(シングルベンド)の3タイプは同日発売。「ノヴァ」(シングルベント)、「ノヴァ 40」(ショートスラント)、「スティングレー」(シングルベント)、「スティングレー 40」(ショートスラント)の4タイプは9月発売となる。

税込価格は3Dプリントパターが4万2900円、ヴィンテージパターが3万1900円。問い合わせはプーマジャパン(0120-125-150)まで。