2010年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

効果絶大!? 青山と服部が受ける、今週の“アヤコの言葉”

2010/06/11 19:26
ともに岡本綾子に師事する青山加織と服部真夕。予選ラウンドを同組で回った2人が大会を盛り上げている

「サントリーレディスオープン」2日目を終え、岡本綾子に師事する若手2人が存在感を見せている。首位に1打差で追う青山加織と、2打差に詰め寄った服部真夕だ。予選ラウンドを同組でラウンドした同門2人が、暑さにも負けず元気いっぱいのプレーを見せている。

岡本は青山に、4日間競技に臨むための過ごし方を教授。「毎朝、軽いアップとトレーニングをしていましたが、抜くように言われました。ラウンド後も、部屋に帰ってからストレッチをするだけです」。4日間という長丁場が、体に与える変化を危惧しての指示だという。通常は1時間かけていた朝のアップを抜くことで、「今週は心にゆとりがあります」とも。疲れ防止と合わせ、相乗効果も生んでいるようだ。

さらに先週の「リゾートトラストレディス」最終日にOBを3発叩き、優勝争いから脱落した服部に対しては、“まだまだやらなければいけないことがたくさんある”と叱咤激励。さらに、今週を終えて確定する「全英リコー女子オープン」出場権争い(既に有資格者の横峯さくらを除く、賞金ランク上位5名)にも言及しているという。

現在賞金ランキング10位の服部が出場権を得るには、今大会を単独4位以上で終えることが最低条件。「それを意識してやるように、とは言われています」と、師匠の言葉を胸に刻み、プレーを続けている。主に電話やメールでやりとりを交わしているが、弟子にとって効果絶大であろう“アヤコの言葉”。師匠の指示を貫き通し、最終日に祝福の言葉を受けることができるか。(編集部:塚田達也)

■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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