欧州男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<1月21日>

2021/01/21 07:15

2001年 アダム・スコットが初優勝

健闘をたたえ合ったアダム・スコット(左)とジャスティン・ローズ。2人とも若い!(Paul Severn /ALLSPORT/Getty Images)

欧州ツアー「アルフレッドダンヒル選手権」でアダム・スコット(オーストラリア)がプロ初優勝を飾った。

3日目に「65」で首位に立つと、最終日は1打差2位で2サム同組となったジャスティン・ローズ(イングランド)とのデッドヒート。

日本の野球界では“松坂世代”とも称される1980年生まれの2人。2013年にはスコットが「マスターズ」、ローズが「全米オープン」を制覇。後に世界ランキング1位にも輝き、世界の主要ツアーでスコットが28勝、ローズが22勝を積み上げているが、当時は弱冠20歳だった。

通算20アンダーでトップを並走して最終18番(パー5)へ。先にローズがピン奥2.5mからのバーディパットを外し、スコットは手前1.2mのチャンスをしっかり沈めて決着。

グリーンジャケットを引き寄せた長尺ではない、レギュラーパターを使用していた。当時のタイガー・ウッズと同じブッチ・ハーモン氏に師事し、スイングも似ていたことから若手時代に「ホワイトタイガー」と呼ばれたこともあった。

惜敗したローズも翌02年大会でプロ初優勝を果たしている。