マキロイが2017年南アフリカオープン出場へ
ロリー・マキロイがアーニー・エルスとの約束通り、来年1月12日から15日にかけてグレンダワーGCで開催される2017年「BMW南アフリカオープン」に出場することを確約した。
世界で史上2番目に古いナショナルオープンにホスト選手として出場する“ビッグイージー”は、2014年にマキロイの基金がホストを務める「アイルランドオープン」に出場した際、マキロイから出場の約束を取り付けていたのである。
マキロイが大会でプレーすることに興奮していると語ったエルスは「ロリーは僕が『アイルランドオープン』で彼に『これで貸しができた』と言ったとき、南アフリカへ来ることに真剣になっていたんだ」と冗談めかした。「こんなに早く彼が約束を実行に移してくれたことをうれしく思うよ。彼の出場は、ここ数年盛り上がりを見せてきた『南アフリカオープン』のさらなる発展に大きな助けとなるね」。
2016年の新フェデックスカップ王者のマキロイは、プロ転向直後の2008年に南アフリカで数週間を過ごしており、その間、レパードクリークでの「アルフレッド・ダンヒル選手権」に出場したほか、ケープタウン近郊のパールバレーで開催された「南アフリカオープン」ではエルスと並ぶ3位タイに入った。
「南アフリカでのプレーが待ち切れないね。最後にあそこへ行ってからもうずいぶんと経つからね」とマキロイ。「アーニーはみごとな仕事をしてすばらしいフィールドを集めたね。もちろん、僕らにはエルス・フォー・オーチズム(エルス主催の自閉症のための基金)を支援するという、とても意義のある理由もあるわけだけど」。
マキロイは過去、公式世界ゴルフランキングで95週にわたりナンバーワンの座に君臨しており、これは史上4番目の長さとなっている。現在世界3位のマキロイが第106回「南アフリカオープン」へ出場することで、同地のゴルフファンは世界最高の選手の一人を目撃するチャンスに恵まれることとなった。
フィールドはヨーロピアンツアーの選手とサンシャインツアーの選手で二分されており、マキロイはディフェンディングチャンピオンのブランドン・ストーンを始め、1995年と2005年に「南アフリカオープン」を制している「全米オープン」2勝のレティーフ・グーセンらと対戦することになる。
「我々はロリーが『南アフリカオープン』でプレーしてくれることに喜びを感じております」 と、サンシャインツアー事務局長のセルウィン・ネイサン氏は述べた。「彼の出場は、大会ホストであるエクルレニ都市圏、そして大会の冠スポンサーであるBMW南アフリカにとって、さらに大会の価値を高めることになります」。
「BMWはこの大会を大陸一大きく、最も熱望される大会へと発展させる上での支援をするビジョンを持っております」と、同社南アフリカ及びサハラ以南地区CEOのティム・アボット氏。「ロリーのような力量を持った選手の出場は、正に我々が作り上げようと取り組んでいる大会の実現を促進するものです」。
エクルレニ都市圏のムズワンディル・マシナ市長は「我々は、再び名声ある『BMW南アフリカオープン』のホストシティとなることを光栄に思いますし、ロリー・マキロイ、ディフェンディングチャンピオンのブランドン・ストーン、そして世界最高の若手ゴルファーを我々の都市圏へ歓迎することを楽しみにしております。我々は、世界中の影響力ある意思決定者に対して、我が市の重要な露出の機会となる、この規模の大きな大会に関わっていることをとても誇りに思っております」と述べた。