ザ・ダッチに関する選手たちの評判
ゴルフ界のビッグネームが出場する第97回目「KLMオープン」で、初めてヨーロピアンツアーの大会が開催されるのが、今週の舞台となるオランダのザ・ダッチだ。今回は、コリン・モンゴメリー設計のこのコースに関する選手たちのコメントを紹介しよう。
ユースト・ラウテン(2013年の「KLMオープン」王者)
「コースは通年こういう状態なので、大会へ向けた準備はそこまで多くを必要としなかったんじゃないかな。ここはとてもオープンなゴルフコースだけど、プレーを難しくするマウンドがたくさんあるので、ティからは真っ直ぐ打って行く必要があるね」。
「ウォーターハザードも結構多いから、真っ直ぐ打たないといけないんだ。結局のところ、オランダにいるのだから、水はついて回るんだよ。良い試練になると思うし、特に風が吹くとそうなるね」。
ミッコ・イロネン
「すばらしいコースだと思う。いくつかトリッキーなグリーンもあるけれど、見事な新しいホールもいくつかあるね。ここではドライバーが重要になると思う」。
「『KLMオープン』ではこれまで2つのコースでプレーしたし、どちらもすばらしかったけれど、ここは新しく、それが大きな点だと思う。他の2つは古く、気質が違っていたんだ」。
リチャード・ブランド
「オプションが多いので考えさせられるね。ティショットから攻めることもできるし、望めば賢くプレーすることもできるんだ」。
「グリーンはうねりが強いから、2打目勝負のコースでもある。グリーンによっては、ピンの位置と、そこに対して打っては行けない場所に置いてしまうと、かなりトリッキーになる箇所があるんだ。風が吹かないと、本当にタフな試練にはならないかもしれない」。
ロス・フィッシャー(2007年の「KLMオープン」王者)
「過去2回の『KLMオープン』とは大分違ったものになるけれど、ここの感じは好きだよ」。
「風が吹くと問題が起こるだろうね。そんなに木々がないので、吹きさらしになるよね。距離がそこまで長いと言うわけではないだけに、厄介になるかもしれないし、戦略的なプレーが必要になるかもしれないね」。
マーテン・ラフィーバー(2003年の「KLMオープン」王者)
「オープンであるというのが、この国の他のコースと違う点だね。新しいスタイルの設計だよ。手入れはとてもよく行き届いているし、すばらしいコンディションにあるね」。
「良いデザインだし、リンクスっぽい感じのするところがあちこちにあるけれど、ここは天気が良いから(リンクスよりは)硬くなるだろうし、それがプレーを興味深くするだろうね」。
トーマス・デトリー
「すばらしいですね。僕には米国風のゴルフコースに見えます。すばらしいバンカーが随所に配置されていますし、グリーンはとびきり良いですね。このコースは気に入りましたし、見た感じがとても馴染んでいますね」。
スコット・ヘンド
「先週に比べるとグリーンが断然デカいね。見た感じ、風が強く吹きそうなコースだし、もしかしたらそれは若干スコットランドのリンクスっぽい感じがするからもしれないけれど、それだけに見た目も素晴らしいコースだね」。