ウーストハイゼンがパース行きを発表
2010年の「全英オープン」王者で世界17位のルイ・ウーストハイゼンが、来年の2月25日から28日にレイクカリニャップCCを舞台に開催される「パースインターナショナル」へ出場することを表明した。
2015年は「全米オープン」、そして2010年にメジャー初制覇を果たした地であるセントアンドリュースで3人によるプレーオフの末に敗れた「全英オープン」と、メジャーで2戦連続して2位に入ったウーストハイゼンは、2度目の出場となった10月の「プレジデンツカップ」ではインターナショナルチームの稼ぎ頭として無敗の4.5ポイントを挙げた。
彼はこの度のパース行きで、初めてオーストラリアで開催されるプロの大会に出場することになる。
「パースでのプレーに胸を躍らせているよ」とウーストハイゼン。「僕は世界のあちこちで大会に出場してプレーしているけれど、オーストラリアでの大会に出場するのは初めてなんだ。ゲーリー・プレーヤー、レティーフ・グーセン、アーニー・エルスは皆、レイクカリニャップで勝っているから、僕も2月に彼らの成功に続くことができれば良いね」。
西オーストラリア観光相のキム・ハメス博士は、今回の発表を歓迎するとともに、パースでウーストハイゼンが豪州デビューを飾るのは、パースにとって誉れであるとの見方を示した。
「ゴルフ界最高の選手の一人を迎えるのはパースにとってすばらしいことであり、我々の市や州にとってルイが国際色を豊かにする先達の一人となってくれればと思います」とハメス博士。
「新たに2月開催となった『パースインターナショナル』はすばらしいゴルフの祭典となることでしょうし、世界中の400万世帯上にテレビ中継されるとあって、パースや西オーストラリア州を世界中に知らしめる良い機会になるでしょう」
2016年に4回目の開催を迎える「パースインターナショナル」は、西オーストラリア観光局を通じて西オーストラリア州の支援の下に開催される。また、来年の第4回大会はオーストラリアでは唯一のアジアンツアーとオーストラリアPGAツアーとの3ツアーによる共催大会となる。