エルスが南アオープンのホスト役に決定
メジャー王者のアーニー・エルスが「南アフリカオープン選手権」でホスト役とアンバサダーを務めることが決定した。104回目となる大会は、来年1月8日から11日にかけ、エクルレニのグレンダワーGCで開催される。
また、エクルレニで行われた南アフリカゴルフ発展評議会の総会で、エルスの主催する2つの慈善団体「エルス・フォー・オーティズム」(自閉症患者向けのチャリティー)と「アーニー・エルス&ファンコート基金」(南アフリカの若いゴルファーに対する支援プログラム)が、大会のチャリティーの受益団体となることも決まった。
エルスは「この役をオファーされ、とても誇りに感じているし、迷うことなく引き受けた。南アフリカオープン選手権はとてつもない歴史を持った大会であり、僕のキャリアを通して重要な大会であり続けているからね。『南アフリカオープン』の発展へ向けたビジョンを共有するサンシャインツアーと、その達成を目指して一緒に仕事するのを楽しみにしている。それが実現すれば、この大会が再び世界のゴルフ界における最高峰の大会の一つとなれるからね」と述べた。
「南アフリカ出身のゴルファーはいかに世界で成功を収めようと、一人として『南アフリカオープン』のような大会で、キャリアのすばらしいスタートを切ったということを忘れはしない。だから、南アフリカで最も重要な大会が次世代のゴルファーたちにとっても、そうであるよう持続させるため、僕らが全力でサポートすることが肝心。それを達成する上で、僕も全力でサポートする形で関われることに喜びを感じている。欧州ツアーやPGAツアーでプレーする同胞の選手たちも僕と同じように感じていることに疑いの余地はないし、そうしたゴールへ向けて彼らが参加してくれるのを楽しみにしているんだ」
サンシャインツアー事務局長のセルウィン・ネイサン氏は「我々はアーニーがこの役を引き受けてくれたことにとても興奮しているし、ナショナルオープンとしてゴルフ史上2番目に古いこの大会を、世界でも重要な大会の一つへと再構築していくための長い道筋が見えてきた。アーニーのサンシャインツアーに対する献身は、彼の輝かしいキャリアを通じて揺るぎないものだ。我々のナショナルオープン発展の手助けをしてくれることにより、南アフリカのプロゴルフに対する献身を彼が今一度断言してくれたことについて、大いに感謝している」と述べた。
エクルレニのクルル・モンディ・ガングベレ市長は「第104回南アフリカオープン選手権のホストスポンサーとして、エクルレニが生んだ最も有名な息子の一人とも言うべきエルスが、この役を引き受けてくれたことを喜んでいるし、また彼をエクルレニの街に迎えることを楽しみにしている」と話した。