米国シニアツアー

米国シニアメジャー「フォード・シニアプレーヤーズ選手権」

2003/07/10 09:00

今週開催のチャンピオンズツアーのメジャー「フォード・シニアプレーヤーズ選手権」。久々にヘイル・アーウィンがフィールドに戻ってきた。全米シニアプロ選手権で途中棄権して以来、トーナメントから遠ざかっていたヘイル・アーウィン。フェアウェイを歩く姿はいつも通りだが、スイングは通常の75%しか振れないという。また練習はほとんどしていない状態。

他に注目なのは、全米シニアプロ選手権で3位タイ、全米シニアオープンで4位タイと絶好調のファジー・ゼラー。ここ数週間雨に見舞われ、かなりフェアウェイやグリーンがソフトになっているコンディションをロングヒッターだけでなく、全選手が喜んでいると語る。

ファジー・ゼラー
「芝が柔らかいから楽だね。これが早くて硬いとかなり難易度が高く、ピン側に寄せられないんだ。昨日は前半9ホールをプレーしてきたけど、コースコンディションは最高。ラフはかなり深いけど、メジャーだからそれでいいんだ。ラフにつっこんだら1打罰だと思わないと」

もう一人の注目はブルース・リツキー、全米シニアプロ選手権ではゼラーと並び3位タイ、そして全米シニアオープンは見事優勝を飾った。昨年この大会での成績は12位タイ。

ブルース・リツキー
「昨年はここでのラウンドが始めてだったからルーキー的な間違いをいくつかしてしまったんだ。ドライバーを持ってはいけない場所とか、落としてはならない場所とか。今回はしっかりメモをとった。しかし頭を使うコースだよ。2度目だから賢くラウンドしたい」