グァンが単独首位堅守 堀川未来夢、松山英樹と並び6位タイ/アジアパシフィックアマチュア選手権3日目
2012/11/03 16:37
タイのアマタスプリングCCで開催中の「アジアパシフィックアマチュア選手権」3日目。中国の14歳グァン・ティンランが通算14アンダーとして単独首位をキープし、来年度の「マスターズ」出場権獲得に王手をかけた。
前半アウトこそ「最初は(最終組の)みんな、なかなかエンジンがかからなかった。僕と同じように緊張していたみたい」とグリーンサイドのバンカーショットをミスした5番、そして9番をボギーとして後退したグァン。それでも「試合に集中して、バックナインに入ってからようやくリラックスしてプレーできた」と11番から2連続、そして14番でもバーディを奪取。最終ホールでは3日連続となるボギーを叩いたが、「72」で2位のオリバー・ゴス(オーストラリア)に2打差を付けてトップの座を守っている。
日本勢では1アンダーの16位タイから出た堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)が8バーディ、3ボギーの「67」をマーク。この日のベストタイスコアで通算6アンダーまでスコアを伸ばし、松山英樹と並ぶ6位タイに順位を上げた。
1番で残り120ヤードの第2打をピンそば1.5メートルにつけ、バーディ発進を決めた堀川は続く2番(パー5)でも4メートルを沈めて連取。「朝イチからバーディ、バーディが来て、余裕を持ってラウンドできたのが良い方向につながった」と序盤の良い流れを切らさずプレー。最終18番も1メートル強の微妙なパーパットを沈め、上位進出を果たし「良いところ(大会)で自分のゴルフができて良かった」と自信を深めた様子だった。