豪州女子ツアーで14歳アマが快挙! 遼より若い年少優勝
2012/01/30 10:57
オーストラリアで開催の豪州女子ツアー「NSW女子オープン」最終ラウンドが29日に行われ、14歳のアマチュア、リディア・コー(ニュージーランド)が通算14アンダーで優勝した。
2位に4打差をつけて最終ラウンドをスタートしたコーは、一時はリンゼー・ライトに2打差に詰め寄られる展開に。昨年大会ではキャロライン・ヘドウォルに1打差で敗れており「2打差になった時は昨年のことを思い出した」と苦い記憶がよぎるも、終わってみれば4打差をつける快勝。14歳でのツアー優勝は石川遼が07年5月の「マンシングウェアKSBカップ」で打ち立てた日本男子ツアー、6大ツアーの年少優勝記録(15歳8か月)をも“上回る”。「とても驚いています。なんて言えばいいのか分かりません。歴史の一部になることができて本当に幸せです」と喜びに浸った。
コーは12歳で出場した2010年欧州女子ツアー「ニュージーランド女子オープン」で自身初の予選突破を果たし、同ツアーの年少予選突破記録を更新。以降もアマチュア競技で活躍を続け、最新の世界アマチュアゴルフランキング(1月22日付)ではトップに立っている。