青木、中嶋、倉本・・・初日は米国に完敗!/レクサスチャンピオンズチャレンジ初日
宮崎県のフェニックス・シーガイアリゾートのトム・ワトソンコースで「レクサスチャンピオンズチャレンジ」が開幕した。日米を代表するシニアプレーヤー各8名が出場。日本チームは青木功がキャプテンを務め、米国は今大会の会場を設計・監修したトム・ワトソンがキャプテンとなった。
初日の試合形式は、2名1組で良い方のスコアを採用するフォーボール。日本チームの先陣をきって登場したのはキャプテン青木と尾崎健夫。対する米国チームもキャプテンのワトソンとジェリー・ペイト。前半は5アンダー対4アンダーで日本が一歩リードしていたが、13番で6アンダーで並ぶと、16番パー5で日本はバーディを奪えず逆転されてしまい、6アンダー対7アンダーで敗れてしまった。
続く2組目は中嶋常幸、尾崎直道ペアがアンディ・ビーン、ダナ・クイグリーペアと対戦。この試合は一方的な展開になってしまった。前半はアンディが絶好調で、7番パー5ではセカンドショットをピン手前1メートルにつけイーグルを奪うなど米国が6アンダー。後半はクイグリーが本領を発揮。大好きな葉巻をくわえ、後半も6アンダーを叩きだし通算12アンダーの「60」をマーク。対する日本は5アンダーにとどまり大敗を喫した。
3試合目は倉本昌弘、渡辺司ペアが、ラリー・ネルソン、チップ・ベックペアと対戦。全後半3アンダーずつ奪い6アンダーでホールアウトした日本に対し、米国は4アンダーずつ。2ストロークの差をつけられてしまった。ここまで3試合は全て米国が勝利。3ポイントの米国に対し日本は0ポイントと劣勢になってしまった。
そして最終4試合目は飯合肇、室田淳ペア対デーブ・ストックトン、クレイグ・スタドラーペア。13番までに2ストロークの差をつけられていたが、14番で1ストローク取り戻すと、16番では米国がボギーを記録し同点。そのまま18番までスコアは変わらず引き分け。したがってこの試合では両チームに0.5ポイントが加算され、日本は辛うじて得点を入れることができた。初日を終えて対戦成績は米国3.5ポイント、日本0.5ポイントとなっている。
明日2日目は18ホールのストローク戦によるシングルス戦8試合が行われる。各試合勝てば1ポイント、負ければ0ポイント、引き分けの場合は0.5ポイントずつ加算される。初日のポイントと合算されるため、日本は明日6勝すれば逆転優勝となる。