古江彩佳が米ツアー初優勝 圧巻「62」で4打差逆転
2022/08/01 00:35
◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 最終日(31日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd(パー72)
22歳の古江彩佳が本格参戦初年度に米ツアー初勝利を飾った。首位に4打差の11アンダー9位から10バーディ、ボギーなしの「62」をマーク。大会最多アンダーパー記録となる通算21アンダーとして2位以下を振り切った。
出だし1番でバーディを先行し、6番(パー3)から圧巻の6連続バーディを奪った。上位選手たちが苦しんだサンデーバックナインでも安定。15番(パー3)、17番でロングパットを沈めてさらにバーディを加え、3オンした最終18番(パー5)でこの日10個目を決めた。
涼しい顔でクラブハウスリーダーとしてホールアウト。後続組のプレーを見届け、優勝が決まった直後のインタビューでは「ルーキーイヤーで優勝できると思っていなかったので、うれしい」と喜んだ。
昨季までに日本ツアーで7勝をマークした古江は、Qスクール(予選会)を経て今季から主戦場を米国に移した。ツアーメンバーとなって今大会が16試合目。次週のメジャー最終戦「AIG女子オープン」(全英女子、スコットランド・ミュアフィールド)に向けて弾みをつけた。
前半に単独首位を走ったセリーヌ・ブティエ(フランス)が3打差の18アンダー2位。キム・ヒョージュ(韓国)とシャイアン・ナイトが17アンダーで3位に入った。トップタイから出たリディア・コー(ニュージーランド)は16アンダー5位に終わった。
古江と同じ9位から出た畑岡奈紗は6バーディ、2ボギーの「68」で通算15アンダーの7位。3アンダー48位だった笹生優花は10バーディ、2ダブルボギーの「66」で回り、9アンダー24位でフィニッシュした。