2021年 ホンダLPGA

畑岡奈紗が上位争い 渋野日向子はバーディ締めも37位後退

2021/05/08 17:38
日本勢最上位の畑岡奈紗(Thananuwat Srirasant/Getty Images)

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 3日目(8日)◇サイアムCC(タイ)◇6576yd(パー72)

地元タイの21歳、パティ・タバタナキットが初日から首位を守って最終日を迎える。4バーディ、2ボギーの「70」で通算18アンダー。後続との差は3打から1打に縮まったが、米ツアー初優勝を飾った4月のメジャー「ANAインスピレーション」に続くタイトルに前進した。

18歳のアタヤ・ティティクル(タイ)、カロリン・マソン(ドイツ)が17アンダー2位。リディア・コー(ニュージーランド)、ギャビー・ロペス(メキシコ)が16アンダー4位。15アンダー6位でハンナ・グリーン(オーストラリア)が続いた。

4人が出場する日本勢では10位から出た畑岡奈紗が上位争いに食らいついた。5バーディ、2ボギー「69」と3日連続で60台を並べて11アンダー15位につけた。

上原彩子が「66」で10アンダー19位、河本結も「67」で8アンダー27位と上り調子で最終日へ。

渋野日向子は5バーディ、3ボギーの「70」で通算6アンダーとスコアを伸ばしたが、28位から37位に後退した。

インスタートから13番で約6mを沈めてバーディ先行も、14番でグリーン手前からの寄せをオーバーしてボギー。続く15番もラフからのアプローチをミスして連続ボギーをたたいた。

折り返しの18番(パー5)をバーディとすると、後半も4番(パー3)、5番と連続バーディ。7番、8番と惜しいパットが決まらず悔しさをにじませたが、最終9番でセカンドを右奥1.5mに絡めてバーディで締めくくった。

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