鈴木愛が首位発進 渋野日向子は2打差9位
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 初日(8日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6659yd(パー72)
前週の「樋口久子 三菱電機レディス」で今季5勝目を飾った鈴木愛が6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。6月「全米女子プロ選手権」覇者のハンナ・グリーン(オーストラリア)と並び、5アンダー首位で発進した。
「きょうはちょっと寒かったし、(ピンが)傾斜に切っていたので難しくなると思っていた。思った以上にみんなも伸びなかったですね」という鈴木。「焦らずにできました」と、18ホールを26パットでまとめ上げた。
9月後半から左手首及び親指痛のため4週間のオフを挟んだが、「『愛ちゃんが出ていないとゴルフが面白くない』と言って頂いてすごく嬉しかった」と、復帰後はそんな応援がモチベーションに変わっている。オリンピック出場も「自分自身というより、周りの人たちのため」。今週は米ツアーとの共催で世界ランキングポイントも高く、鈴木の心を鼓舞する要素は十分だ。
1打差の3位に、ジェニファー・カップチョ、ギャビー・ロペス(メキシコ)、テレサ・ルー(台湾)、キム・ヒョージュ(韓国)、リディア・コー(ニュージーランド)、ミンジー・リー(オーストラリア)の6人がつけた。
3アンダー9位グループに大会初出場の渋野日向子、9番(パー3)でホールインワンを達成した松田鈴英、勝みなみ、三ヶ島かな、リウ・ユ、ヤン・ジン(ともに中国)、ジェニー・シン、ペ・ソンウ(ともに韓国)、エンジェル・インの9人が並んだ。
前年覇者の畑岡奈紗はイーブンパー39位で初日を終えた。
<上位の成績>
1T/-5/鈴木愛、ハンナ・グリーン
3T/-4/ジェニファー・カップチョ、ギャビー・ロペス、テレサ・ルー、キム・ヒョージュ、リディア・コー、ミンジー・リー
9T/-3/渋野日向子、松田鈴英、勝みなみ、三ヶ島かな、リウ・ユ、ジェニー・シン、ペ・ソンウ、エンジェル・イン、ヤン・ジン