雷雲接近で3時間30分の中断!日本勢は好スタート!!
海外女子ツアーのメジャー第3戦「全米女子オープン」が、ノースカロライナ州のパインニードルスロッジ&GCで開幕した。各選手がスタートすると気温はどんどん上昇し、蒸し暑さの中での戦いとなった。そして、途中雷雲がゴルフ場上空に接近。3時間30分におよぶ中断を余儀なくされ、全選手ホールアウトすることは出来なかった。
今回日本からは宮里藍、横峯さくら、大山志保の3選手が出場しているが、それぞれが粘りのゴルフで上位スタート。横峯と大山が1オーバー暫定25位タイ。午後スタートとなった大山は10番からスタートし、後半の4番ホールを終えた時点で日没サスペンデッドとなった。
優勝候補のロレーナ・オチョアと同じ組でラウンドした宮里は、4バーディ、6ボギーの2オーバー。宮里がホールアウトした時点では70位前後に位置したが、周囲の選手がスコアを崩す展開となり、暫定45位タイで初日のラウンドを終えた。
この日暫定ながら首位に立ったのがアンジェラ・パーク(ブラジル)。前回のメジャー「マクドナルド全米女子プロゴルフ選手権」では3日目に3位タイまで浮上し、最終的には5位タイに食い込んだ。今回は逃げる立場となったが、4日間逃げ切ることはできるか。
注目選手では、大会連覇を狙うアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)がイーブンパーの暫定12位タイ。同じく暫定12位タイには今季メジャー初戦を制したモーガン・プレッセル、ロレックスワールドランキングで首位に立つロレーナ・オチョア(メキシコ)といった優勝候補の選手たちが好スタートをきった。
また、日本ツアーの賞金ランクで出場資格を得た全美貞(韓国)は5オーバー、暫定109位と出遅れてしまった。さらに注目選手の中でも、手首痛が気になるミッシェル・ウィが11オーバー、暫定150位タイ。カリー・ウェブはボギーが止まらず、12オーバー暫定155位タイと大きく出遅れている。