2014年 LPGAロッテ選手権

スタンフォードが4打差リードで王手 野村敏京は10位に後退

2014/04/19 11:46
2シーズンぶりのタイトルへ盤石な態勢を築いたA.スタンフォード(Jamie Squire /Getty Images)

◇米国女子◇LPGAロッテ選手権 3日目◇コオリナGC(ハワイ)◇6,383ヤード(パー72)

単独首位で決勝ラウンドを迎えたアンジェラ・スタンフォードがこの日も堅実なゴルフを展開し、6バーディ、1ボギーの「67」をマーク。通算13アンダーに伸ばして後続との差を4ストロークに広げ、2シーズンぶり通算6勝目に王手をかけた。

通算9アンダーの2位にはミッシェル・ウィキム・ヒョージュ(韓国)。通算8アンダーの4位にはクリスティ・カーが僅差で続く。さらに通算6アンダーの5位に朴仁妃、リュー・ソヨンの韓国勢ほか、エイミー・アンダーソンの3選手が続いた。

日本勢は、野村敏京上原彩子の2選手が決勝ラウンドに進出。9位から出た野村は3バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落として、通算3アンダーの10位に後退。上原は1イーグル、3バーディ、5ボギーと出入りの激しい1日ながらイーブンに抑え、スタート前と同じ通算1アンダーの20位で3日目を終えた。

野村敏京は「大先輩」と慕う朴セリと初めての同組。緊張と喜びが入り交じる貴重なラウンドとなった

野村敏京

「(今日は朴セリと同組)初めて回りました。前から良く知っていた大先輩なんですけど、一緒にプレーしたのは初めてです。やっぱり大先輩なので、ちょっと気をつけてやりました。『スイングリズムがすごくいいね』と言ってくれました。

朴セリが優勝していた当時を知っている?)覚えています。それを見てゴルフを始めたんですから。緊張しましたが、一緒に回れてすごく嬉しかったです。(勉強になった部分は)実力がすごいのと、正直言うと自分のゴルフがいっぱいいっぱいであまり見られなかった。朴セリさんも今日は難しいと言って、頭が痛いとずっと言っていました」

上原彩子

※15番パー4でイーグル/2打目残り80ヤードを50度で打ち直接カップイン
「(イーグルについて)見えなかったんですけどで、良い距離感で気持ち良く入ってくれました。(今日のラウンドは)パティングがもう少し。初日に比べると入っていないのでスコアに繋がっていないと思う。ラインがもう少し読めて入ってくれればスコアになると思うんですけど、なかなかまだ合わせきれていない感覚があります。今日は3パットが2回。そういうのを減らしていきたいです」

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