2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

メジャー初日はリンシコムが単独首位!日本人最上位は福嶋晃子

2009/04/03 22:12
2人合わせて15バーディ。1,2フィニッシュを決めたリンシコム(手前)とオー・ジヨン

米国カリフォルニア州にあるミッションヒルズCCで開催されている米国女子メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」初日、快晴無風の穏やかなコンディションに恵まれ、上位はスコアの伸ばしあいとなった。

初日、8バーディ2ボギーの「66」、通算6アンダーで単独首位に立ったのは、ブリタニー・リンシコム。2サムでのラウンドの今大会、リンシコムは同組のオー・ジヨン(韓国)とともに、バーディを量産する。「まるでマッチプレーのようだった」と振り返ったが、オー・ジヨンの7バーディを上回る8つのバーディを奪い、リンシコムが2位以下を1打リードして初日を終えている。

2位以下は大混戦。オー・ジヨンの他、開幕戦の「SBSオープン」を制したアンジェラ・スタンフォードブリタニー・ラングが通算5アンダーで2位タイに続き、通算4アンダーの5位にクリスティ・マクファーソン、さらに1打差の6位タイにヤニ・チェン(台湾)、クリスティーナ・キム、キャサリン・ハル(オーストラリア)、日本でもお馴染みの李知姫(韓国)ら6人がつけている。

また、06年に3位タイに入ったミシェル・ウィは通算1アンダーの18 位タイと好スタートを切り、「前半はちょっと不安定だったけど、後半は気持ちよく出来るようになった」と笑顔を見せた。

一方、日本人の最上位は通算2アンダーの福嶋晃子。10代の頃は、ここパーム・スプリングを拠点に練習をしており、「絶対に行っちゃいけない所は分かっている」とコースは知り尽くしている。この日は8時33分という早いスタートも関係し、ラウンド終了後まで口にしたのは飴一個。“朝飯前”に2アンダーを叩き出した。

90%近いパーオン率で5アンダーをマークしたブリタニー・ラング
一時は5アンダーで首位に立ったが、3アンダーでホールアウトした李知姫
多くの声援を受けながらのラウンドとなったミシェル・ウィは首位と5打差
貫禄を見せ、日本人最上位に立った福嶋晃子。体調も大丈夫そうだ

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