宮里美香はメジャー初勝利ならず S.ペターセンが逆転勝利

◇米国女子メジャー最終戦◇ザ・エビアン選手権 最終日◇エビアンリゾートGC（フランス）◇6,428ヤード（パー71）

54ホール短縮により18ホールで争われた最終ラウンドは、最終組で明暗が分かれた。単独首位からスタートした宮里美香が前半7番（パー5）でトリプルボギーを叩くなど優勝戦線から脱落する一方、1打差で追うスーザン・ペターセン（ノルウェー）が「68」で回り、通算10アンダーで逆転勝利。07年「マクドナルドLPGA選手権」以来となるメジャー通算2勝目を手にした。

宮里美香は「79」と8つ落とし、最終的に通算イーブンパーの19位タイで終戦。「2日間良いゴルフをしていたのに、この結果は歯がゆい」と涙をこぼした。通算8アンダーの単独2位に16歳アマのリディア・コー（ニュージーランド）。ペターセンに最後まで詰め寄ったが、最年少メジャー制覇は叶わなかった。

37位から出た宮里藍は「69」と2つ伸ばし、通算1アンダーの15位タイで日本勢最上位。上原彩子と上田桃子は通算1オーバーの27位タイで今季メジャー最終戦を終えた。