A.ソレンスタムが3ヵ月ぶり、シーズン6勝目をあげた
2001/08/20 09:00
カナディアン女子オープン最終日はA.ソレンスタムの独走状態となった。スタートの1番ホールでバーディを奪ったソレンスタムは前半で3つ、後半に入っても13番から連続バーディを奪い18アンダーまで伸ばした。ソレンスタムと同じ首位でスタートしたK.ロビンスはボギーが先行し、12番で2つ目のボギーを叩きソレンスタムとの差は6つになってしまった。
しかし、終盤になって気が緩んだのかソレンスタムがミスを連発。17、18番で連続ボギーを叩いた。一時は完全に突き放されたロビンスが15番から3つのバーディを奪い、ソレンスタムに2打差まで迫ったが追いつくことはできなかった。
ソレンスタムは5月のチックフィルA チャリティ選手権でシーズン5勝目をあげてからはスランプとも思えるゴルフが続いていたが、先週2位に入るなど調子を戻してきていた。全英女子オープンで朴セリに賞金首位の座を奪われたが、先週すぐに抜き返し、この優勝でリードを広げた。
現在賞金女王争い2位の朴セリは、初日首位タイと絶好のスタートを切ったが、2日目につまずいた。しかし最終日の後半はバーディを4つ奪うチャージで12アンダー3位タイにくい込んだ。
そして、この試合韓国勢の活躍に負けじと日本の小林浩美がスコアを伸ばした。2日目こそ75とスコアを崩したが、残り3日は全て60台をマーク。最終日も68で通算9アンダー、金美賢と並び7位タイに入る活躍を見せた。