金美賢が予告どおり優勝!今週も韓国勢が1、2フィニッシュ!!
米国女子ツアー「ウェンディーズ選手権」最終日。2日目に首位に立った金美賢が、スコアを1つ落としたものの、追いすがる後続を何とか振り切り今季2勝目を挙げた。
金は出だしでいきなりボギーを叩き、混戦を予感させるスタートとなったが、前半3つあるパー5のうちバーディを2つ奪って首位をキープ。10番で、この日3つ目のバーディを奪い10アンダーまで伸ばした。しかし、その後はパーセーブの繰り返しで我慢が続いた。チャンスが訪れないまま嫌なムードで迎えた17番パー3でダブルボギーを叩き、この時点で同じ最終組のH.W.ハンとは1打差となってしまった。
ハンも我慢のゴルフが続いたが、決定的なチャンスを作ることが出来ず、最終ホールを同じくパーで上がった金との1ストローク差を、最後まで縮めることができなかった。
「オハイオは大好き。この土地に来ると何故か自信がわく」という金は、先々週オハイオで開催されたジャイアントイーグルクラシックでも勝利している。とにかく相性が良いらしい。
2週連続で惜しくも2位フィニッシュしたハンだが、2回とも同郷のライバルに敗れての2位となってしまった。昨年はマンデー予選に11回挑戦し、7回通過。そしてトップ20で4回フィニッシュした活躍で新人王に輝いた逸材だ。ツアー未勝利だが、この勢いがあれば優勝も時間の問題だろう。
また中盤で試合を盛り上げたのが、台湾出身のC.クン。12番までに1イーグル、2バーディを奪い、7アンダーで2位まで浮上した。上がりの3ホールでボギー2つと、ダブルボギーを叩いてしまい、結局3アンダーで7位タイフィニッシュとなったものの、これで今季2回目のトップ10入りを果たした。
日本勢は、片野志保が5オーバー、41位タイ。小俣奈三香が12オーバー、70位タイでフィニッシュ。韓国勢に続き、台湾勢も台頭してきた。そろそろ日本勢にも頑張ってもらいたい。