K.ロビンスが12アンダーで単独首位。1打差で金美賢が追う
2002/07/21 09:00
米国女子ツアー「ジャイアントイーグルLPGAクラシック」の第2ラウンド。初日に64をマークして首位タイの好スタートをきったケリー・ロビンスが、4ストローク伸ばし、12アンダーで単独首位に立った。
初日イーグルを奪った5、8番のパー5で確実にバーディを奪い、そして6番でも前日同様ボギーをたたいた。ゴルフそのもののリズムは安定しており、前日と違う点は連続バーディがなかったことぐらいだ。
ロビンスの背後をピタリとマークしているのは、韓国の金美賢。1番ホールからスタートした金は、7バーディを奪った初日を上回るペースでバーディを重ねた。前半だけで4バーディ、どこまで伸ばすか注目されたが、12番パー3で今大会初めてのボギーを叩き勢いが止まってしまった。明日、最終日は再びバーディラッシュで逆転優勝を狙う。
3位は9アンダーのDa.アマカパーネとB.ベーダーの2人。この日1ストロークしか伸ばせなかったベーダーだが、初日の貯金が大きかったため、首位とは3打差。まだまだ、諦める差ではない。
日本勢は小俣奈三香が4アンダーの20位で健闘している。初日3アンダー15位と好スタートをきり、この日はバーディも奪うが2番、そして16番ホールから2度の連続ボギーを叩いてしまった。途中順位を大きく下げたが、終盤の連続バーディで20位まで戻すことができた。
イーブンパーの61位から伸ばしたきたのは小林浩美だった。多くの選手がボギーを叩いたが、小林はノーボギーでしのいだ。スコアを3つ伸ばし33位に浮上。韓国の朴セリと並んでいる。
また、初日大きく出遅れた中島真弓、片野志保は、スコアを伸ばすことができず予選落ち。通算イーブンパーの65位タイまで、78名が決勝ラウンド進出を決めた。