これが今の実力!?A.ソレンスタムが抜け出し連覇を飾った
2002/04/01 09:00
米国女子ツアーのメジャートーナメント第1戦「クラフト ナビスコ選手権」は、大混戦で最終日を迎えた。そして、4アンダーの首位グループから抜けだしたA.ソレンスタムが8アンダーで優勝、連覇を達成した。
最終組はA.ソレンスタムと初日から首位を守ってきたL.ノイマン、そして2年前この大会で優勝しているK.ウェブの3人。3日目にスコアを大きく伸ばしてきたウェブの勢いが続くかと思われたが、序盤は静かなスタート。4位以下がスコアを伸ばし、一時は首位に5人が並んだ。
そして、最終組は5番ホールでソレンスタムがバーディを奪ったのに対しウェブは痛恨のボギー。これで、ウェブは失速し、スコアを伸ばすことができなかった。
ソレンスタム、ノイマンのスウェーデンを代表する2人の対決は、前半は動きが無かったのだが、10番でソレンスタムがバーディを奪い、11番でノイマンがボギーを叩いた時点で2打差になった。その後ノイマンも1打差まで戻したがそのままホールアウトした。
昨年を上回る成績を残したいというソレンスタムだが、すでに昨年と同じメジャー大会で優勝をあげたため、残り3つのメジャーも狙ってくるだろう。
6アンダー3位にはC.カーとR.ジョーンズが入り、5位にはこの日のベストスコア66をマークした福嶋晃子とC.カーが順位を大きく上げてきた。
昨年も優勝したソレンスタムに3打差をつけられた福嶋、昨年が2位タイで今年は5位と2連続で好成績を収めた。
その他の日本勢は不動裕理がスコアを2つ伸ばし通算6オーバー45位、小林浩美はこの日も8ストローク落としてしまい通算24オーバーで予選通過中最下位の74位で終了した。