昨年同様、韓国勢の風が吹き荒れるのか!?
2003/08/05 09:00
米国女子ツアー第20戦『ウェンディーズ選手権 for チルドレン at タータンフィールズ』が8月8日(金)から8月10日(日)までの3日間、オハイオ州ダブリンにあるタータンフィールズゴルフクラブで開催される。
昨年は韓国の金美賢が2日目を終え、2位に3打差をつけ楽々逃げ切るかに思われたが、出だしでボギーを叩くなど我慢のゴルフが続いた。しかし1打差で追ってくる同郷のH.W.ハンをかろうじて振り切り、韓国勢の1・2フィニッシュで幕を閉じた。
金は2002年のシーズン、この大会を含め2勝をあげているが、今シーズンは調子に乗れず、未勝利に留まっている。彼女が昨年優勝したときのインタビューで「オハイオは大好き。この土地に来ると何故か自信がわく」といっていたとおり、相性の良いコースで復活となるか注目である。
また昨年は1打及ばず2位と涙を呑んだH.W.ハンだが、今シーズン7月に行われたサイベースビッグアップルクラシックでは初優勝を飾り、先々週行われたエビアンマスターズでは2位に入るといった好調ぶり。波に乗っているため、昨年の雪辱を晴らすには十分チャンスがある。
今週日本勢は片野志保、小俣奈三香の2名が出場する。昨年もこの大会に出場しており、片野が5オーバー、41位タイ。小俣奈三香が12オーバー、70位タイのフィニッシュであった。先週全英女子オープンが行われたせいか、賞金ランキングの上位陣が出場を見合わせているためチャンスである。昨年の経験をいかして、ぜひとも上位進出を期待したい。