アニカは安泰、16アンダー独走態勢か!?
2003/06/01 09:00
イリノイ州オーロラにあるストーンブリッジCCで開催されている、米国女子ツアー「ケロッグ・キーブラークラシック」。ディフェンディングチャンピオンのアニカ・ソレンスタムが、スコアを6つ伸ばし16アンダーで首位を快走中だ。
男子ツアー出場直後の第1ラウンドで、いきなり10アンダーをマークしたソレンスタムが首位に立った。そして迎えた第2ラウンドだが、初日6バーディを奪ったアウトコースでは2バーディと静か滑り出しだった。しかし、後半12、13番で連続ボギーを叩くと、これが引き鉄になってしまったのか、怒涛のバーディラッシュが始まった。14番から最終18番ホールまで5ホール連続バーディを奪ったのだ。通算16アンダーで、2位に2打差をつけている。
この日最もスコアを伸ばしたのは、8アンダー64をマークしたスコットランドのバリー・マッカイだった。9バーディ、1ボギーという内容で、14アンダーの単独2位に浮上してきた。マッカイは日本の小林浩美と同じ組でラウンドし気持ち良くスコアを伸ばした。
対象的に小林は苦しいラウンドになってしまった。初日6アンダー5位と好スタート切ったが、この日は5バーディを奪ったのだが、ボギーが2つにダブルボギーも2つ叩いてしまった。各選手スコアを伸ばす中、上位陣でオーバーパーのラウンドになたのは、小林だけだった。それでも5アンダー12位に止まり明日の決勝ラウンドで再浮上を狙う。
また、初日イーブンパーの58位に入っていた小俣奈三香は、1バーディ、2ボギーとダブルボギー1つという内容で3オーバーになってしまった。64位まで下がってしまったが、辛うじて予選を通過することができた。初日77を叩いた福嶋晃子は、この日も78と奮わず予選ラウンドで姿を消すことになってしまった。