宮里美香 VS 韓国勢は最終章へ

◇米国女子◇ジェイミーファー・トレードクラシック 3日目◇ハイランドメドウズGC（オハイオ州）◇6,428ヤード（パー71）

大会初日から好スタートをきった宮里美香が、首位と1打差の5位タイという最終日に逆転優勝を狙う絶好の位置につけた。2年前の前回大会でも上位は韓国勢が占めたが、今大会も強豪韓国勢が宮里を包囲するかのように上位に名を連ねている。

3日目を終えて首位に立ったのは通算11アンダーをマークしたキム・インキョン、申智愛、リュー・ソヨン、ソ・ヒキョンの4人。そして宮里と並び通算10アンダーの5位タイに朴仁妃、シェラ・チョイの2人が並んでいる。

8アンダー2位タイからスタートした宮里は、1番、2番と2連続ボギーで出鼻をくじかれた。しかし、その後に4つのバーディを奪い優勝争いにとどまった。首位と1打差の上位7人中、宮里以外が全て韓国勢という大混戦から、誰が抜け出すのかわからない状況になっている。

その他の日本勢は通算イーブンパーの57位タイに4バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフをした上田桃子がつけ、2バーディ、6ボギーとスコアを崩してしまった金子絢香は通算2オーバー67位タイに後退した。