アニカ足踏み状態も首位をキープ 後続勢が追い上げてきた!
2004/11/21 09:00
フロリダ州ウェストパームビーチにあるトランプ・インターナショナルGCで行われている、米国女子ツアー最終戦「ADT選手権」の3日目。2日間完璧なゴルフで首位をキープした女王アニカ・ソレンスタムだったが、この日は我慢のゴルフを強いられた。
2位以下に3打差の10アンダーでスタートしたアニカは、11番までに3つスコアを落とし後退。だが、そこからは意地を見せ、13番パー4でこの日初のバーディを奪うとようやく調子を取り戻し、3バーディ3ボギーのイーブンパーで3日目を切り抜けた。
この隙に1打差まで詰め寄ったのは、クリスティ・カーとジェニファー・ロザレス。2人ともアニカとは対照的にノーボギーの安定したゴルフを展開し、スコアを伸ばしていった。
だが、そのほか上位の選手はスコアを落としていく。カリー・ウェブはこの日2つスコアを落として通算5アンダーの4位タイに後退。ローラ・ディアスも3つ落として通算4アンダーの8位に順位を下げてしまった。
そのほか、賞金ランキング2位、年間平均ストローク1位の争いをするグレース朴とロレーナ・オチョア。グレース朴はこの日2つ落として通算1アンダーの10位タイ。一方、オチョアもこの日2つ落として通算1オーバーの15位と、依然グレース朴が一歩リードしている。