米国女子ツアー界の美女クリスティー・カーが2年ぶりの優勝
2004/04/18 09:00
ネバダ州のラスベガスにあるラスベガスCCで行われている、米国女子ツアー第5戦「LPGA 武富士クラシック」の最終日。大量リードを奪って最終日を迎えたクリスティー・カーの独走かに思われたが、後半にドラマは待っていた。
2位以下に4打差をつけてスタートしたクリスティー・カー(米国)は、12番までで3つスコアを伸ばし独走態勢。同じく最終組で回るソル・アン・ジオン(韓国)もバーディラッシュを披露し必死に追い上げるも差が縮まらず、カーの優勝でほぼ決まりかと思われた。
しかし、カーは13番から15番で3連続ボギーと突如崩れてしまい、勝負の行方は全く分からない展開になった。カーの1打リードで迎えた最終18番でもボギーを叩き、通算7アンダーで並んだカーとジオンのプレーオフに突入した。嫌なムードのままプレーオフに突入したカーであったが、なんとかジオンを下しての優勝。「ロングズドラッグズチャレンジ」以来2年ぶり、米国女子ツアー2勝目を飾っている。
また3位に入ったグロリア・パーク(韓国)がこの日のベストスコア“67”をマークし大健闘。4位には韓国の金美賢が入り、今季4度目のトップ10入りを果たした。
そのほか日本勢は、初日、2日目と好位置につけていた福嶋晃子は、出だしの1番でダブルボギーを叩いてしまうなど、最終日はペースをつかめず大乱調となった。結局4オーバーの43位でホールアウト。また東尾理子もスコアを崩し、福嶋と同じく通算4オーバーでフィニッシュ。なんとか予選通過を果たしたリンダ石井は、この日もスコアを伸ばすことができず、通算9オーバーの81位で競技を終えている。